「おはよー。」
「あっ麻椿おはよう!今日も朝からお疲れ様!!」
「亜季葉がそう言ってくれると何か癒やされるー。」
「あははっ!!なんだそれ。」
ずるずると親友の亜季葉に抱きつくと、亜季葉も優しく抱きしめてくれた。
まるでお母さんのようだな、亜季葉は。
お母さんこと亜季葉の温もりに癒やされてると、後ろから嫌な気配を感じた。
「俺も混ぜろよー会長!!」
「ぎゃぁっ!!」
やっぱりお前かぁぁぁ!!
何となくそんな気はしたよ上谷!!
ほんとにお前は何なんだ!!?
私と亜季葉のリラックスタイムを邪魔する気かぁ!!?
「はーい、そこまで。席つけコラ。」
バコッという鈍い音が私と亜季葉の耳に入ってきた。
「いってぇー!!」
それと共に、上谷の叫びも耳に入ってきた。

