真夜中に、君と





ドサッ

背中には柔らかいシーツの感触
突然のことで私はとっさに目をつぶった


「遅いんだけど…」

低い声で言われて体が強ばる

ゆっくりと目を開けると
黒髪を揺らしたシュウが私を見下ろしていた

「そんなに焦らしたいわけ?」

「ちが、う…っ」


腕を掴まれたままベッドに押さえ付けられて身動きが取れない

「は、なして……」

この状況が怖くて、声が震えてしまう
か細い声しか出ない…

「逃げたり、しないから…っ」

すると、腕を押さえていた手が少し緩んで
シュウは私を真っ直ぐに見つめながら口を開いた


「なんで来たんだよ……」