シュウが部屋に行った後に 私は玄関に座ったままでいた 行くのがこわい… あれからどれくらい時間が経っただろう でも、行かなくちゃ シュウが消えてしまいそうな気がしたから、 ドクドクと音をたてる胸をおさえながら 私はゆっくりと階段を上がった ギシっと軋む階段の音が また緊張を呼ぶ シュウの部屋の前… そっとドアノブに手をかけると ベッドで横になるシュウの後ろ姿が見えた 「シュウ…?」 話しかけても動かない体 寝てしまったのかな… ほっと胸を撫で下ろした その瞬間、急に腕を引っ張られた