「なくても見えるんだけどね。来れないと女子たちがうるさいから」
「どーいういみ?」
二人の空間タイム
「なんかコレ付けた四季先輩を見ると私掃除頑張れますとかよく言われるから」
「あー…うん。わかったよ。付けて行くといいさ」
なるほど。さすがモテ女子。
黒の長いストレートヘアに黒フレームの眼鏡。背は高くてバスケする時髪を纏めるのがいいのよねぇ…
って妹自慢じゃないわよ?ちょっとしたウンチクよっ。
「愛理?遅刻するよ?」
愁が声をかけてくれた。知らぬ間にもうこの家には集と私しかいない
「きゃーっ。今日は早めに行かなきゃならないのにぃ~っ」
「そうだね。ゆっくりいかないと転ぶからね」
「うんっありがとうっ行ってきますっ」
最初のうちは大人しいと思いましたか?
全然。家の中で一番明るいのは私だと思いますよ?
そして一番の幸せ者だと思いますよ?
何故なら極上の彼氏持ちだからっ!
誰?そんなのは後からでも遅くないっそれより…遅刻ぅ~っ!
