…相川ドリームハウス-凛side-…


今日は朝から不機嫌な俺。


何故なら四季が居ないから。


理由を愛理から聞いた(正しく言えば聞かされた)


なにやら今日は女バスのメンバーに早朝から呼び出されたらしい。


中3だし…な。しかたねぇのかも。


次の部長とか皆で決めたりスンのか?


まぁ…どーでもいいけど?!


「あれぇ?四季ちゃんはぁ?」


「あら。おはよう。夢」


夢が寝ぼけて制服のベルトを首に巻こうとしているのを愁が止めていた。


馬鹿か。コイツ。


「ふわぁぁ…へぇ。四季ちゃんもうがっこーなのかぁ…」


まぁ残念がるのも無理はない。


何故ならクラスも違うしいつも女子に囲まれていてドコに居るかはわかるが顔が見えん。


しかたない事だけど。アイツ。学校生活どーやって送ってんのかしらねェな。


「そーだ。凛。暇?」


夢が何かを思い立ったようにこそっと話しかけてきた。


「あ?いつ」


「中休みとか?」


「開けようと思えば」


女子なんてそこら辺で騒いでるだけだし告白は放課後だし。


って何自分で言ってんだ?オレ…。


まぁそれは夢もだし。奈々は知らんけど。一つ上の高校生に彼氏が居るとか居ないとか


まぁそれも俺から言えばどーでもいい。


…四季はどーでもいい分類に入るのか?…多分入る。