…公園-四季side-…
「…は?」
あれから数日。私も奈々も落ち着いて凛達も納得。
とりあえず落ち着いた頃の話だ。
「だからね?!お父さんとお母さんの写真が無いのっ」
「嫌…知らないよ。ペンダントにしていたのだろう?」
「うん…でもペンダントが無いのっ」
「はぁ?」
と…こう言う話だった。もう夕方の5時。夏だしまだ明るいけど…
「森に落としたかもだって?」
こればかりは今からは…。
「うんっこの前カバンを振り回してたら飛んでっちゃって…それから」
「知らん。」
即答。いや。断りたい。いくら奈々でも…それは無理。
「愁にでも頼めばいいじゃないか」
「だって…今頃愛しあい中でしょ?!」
「お前どこでいつそんな言葉覚えた。」
まったく。変態が増える。
「でもっでもぉ…っ」
「あぁっもう…わかったからっ手伝うからっ」
「うぅ~…四季大好きぃーっ」
ギュー…ほら。こんなことしているうちに一分経過。
時間が無いんだから急ぐぞ。
こうして夜に差し掛かった時間帯から森にペンダント探しをしに行くことに…。
はぁ。奈々。もう少し大人しい子になってよ。