『どこ行ってたの??』

電話がつながった瞬間聞かれた。

ビックリした。

『どこって。。。。。家にいたよ??』

『嘘、つくんだ。俺に連絡もなしにどこ行ってたんだよっ!!』

『なんで知ってるの??』

『家に電話してお母さんに聞いた。』

『あぁ、もぉっ!真帆たちとカラオケだよっ!』

『なんでだよっ??俺との約束より、そいつらの方が大事なんだっ。』

『違うよっ!ただ、もぉ限界だよっ。ごめん、しばらく距離おこう??』

『嫌だっ。香が離れるなんて考えられないっ。』

『私は、祐樹のものじゃない。放課後に遊んだりしたいっ。』

『俺の見てない所で浮気したいのかっ??』

『違うっ!普通に遊びたいだけだよっ!』

『俺より、あいつらをとるんだな。』

『もぉ、良いっ。ごめんねっ、バィバィッ。』

切ったあと、なんだかホッとした。

明日から、私は自由だっ♪
祐樹、ごめんねっ。