王子様はヴァンパイア





「あら。覚えててくれたのね。光栄だわ。」



そういってミシェルちゃんはまた呪文らしき言葉を喋った。



「ファンクス」


すると古びたほうきがどこからか来た。

それを優雅にキャッチしてミシェルちゃんはあたしに言った。



「聞きたいことがあるの。ついてきて♪」



そういってほうきにのった。あたしも言うまでもなく乗せられた。



「きゃあっ!!ミシェルちゃん!?」


「シオ!?」

秀くんの声がする。


「シオをおろせ!ミス「貴方にそんな権限があって?それとも何?お付き合いされたのかしら?」



クラス中にどっと笑いがでた。



「あぁ。先生?私ちょっとミス・トワイレースと話があるんで行くわ!!魔法史の時間までには戻るわ。それまでは月のお勉強とかでしょう?興味ないもの。じゃあねシーユー!」


そしてほうきは急速にスピードを上げた。



「シオ!!」

それから先生のこんな声まで聞こえた。


「サボり症は治してもらわないといけませんね」