心理の先生から聞いた話しによると、光は年上や同年代の子に対して常に劣等感を持ってしまうが、唯一年下の子には優越感を持つ事が出来ると言う。


だから年下の子と仲良く遊べると聞いていた。


心理の先生にも大変お世話になり。


先生と話していると私も落ち着く事が出来、たくさん救われた。


光は学習面の能力はかなり遅れていたが、躾については小さい頃から教えていた。


心理の先生に、それがとても良かったと誉められる。



学習面での能力は、これから少しづつ延びて行くと言われ納得も出来た。


5才の光は、円を描き、円から手足が出た人を書く程度、ハサミも上手く持てない。


ハサミなど危ない物全て、私が取り上げてしまった為に使えなくなってしまったのだ。


力を入れる事を私が押さえてしまった。



人に暴力を奮ってはいけない、そればかり思っていたから。


体の大きな光が、力任せに暴力を振るう事を恐れていた。


その為に、力を入れる事が全く出来なくなってしまったのだ。