光は障害者の就職面談会に出掛けたり、ハローワークに相談にも行ったが、結局就職先が見つからないまま青空学園の卒園式を迎えた。



同じ中学から青空学園へ入園した2人の女子は、パートだが就職先が決まっていて。



その女子のお母さんが、時給は最低の値段で上がらず、ボーナスもないと言われたが、そこに決めるしかなかったと言った。



その子はそれでもいいから働きたいと言ったと言う。



働く場所がある事が羨ましく思えた。



光は結局市内にある障害者の授産所に通う事を決める。



そこから、又就職先を探せばいいのだから。


立ち止まってなんかいられない。


強く決心をした。