光と次男が一緒にゴールした時の話を聞いてみると、光がコースを間違えた為に、次男が一緒走ってくれたのだ。


薫、ありがとう。



薫はいつも光を守ってくれたね。



薫が兄なのに光より体が小さい。



幼い頃から、回りからは光が兄だと思われていて、僕は小さくても光のお兄さんです、と言っていたのを思い出す。


小さな体で大きな光を守り続けてくれた。



薫がいなければ、ここまで光は伸びなかったと思う。



光は薫の事をお兄さんとは呼ばす、未だに薫と呼び捨てだ。


本当に仲が良いと思う。



薫に一度聞いた事があった、光の事で虐められた事はなかったのかと聞くと、薫は光の事で虐められた事はないと言い切った。


みんなに優しくされている光が羨ましいと言う、気持ちしかなかったと言う。