天使の笑顔で





いつしか目を閉じて


眠りに入り


あの時を向かえる








ことはなかった


あれ?明莉の声は?


ブゥゥー!

ブゥゥー!

ブゥゥー!


ケータイの音で起きる


開くと


『明莉』


明莉からだった


見るとメールが2件


《今日は友達と一緒に行くの、だから起こせないや
ごめんね。》


《起きてる?》


時計を見る


7時50分


「あぁ遅刻か」