天使の笑顔で





家に帰ると明莉が居た


「涼君のご両親、居ないんだって
旅行だっけかな?
だからなんか手伝ってあげるよ」


そういやそんなこと言ってたな


お姉ちゃんは今は一人暮らしで居ないからな
俺一人じゃなんも出来ない




「よろ~」


「なに?そのノリ」


最近のテンションがおかしい


おかしくしてかないとやっていけないわ


ブゥゥー!


ケータイが鳴る