ドクドクッドクンッ ドクドクドクドクッ ドクンッ え? まゆの心臓がでたらめに脈を打ち出した 「あ、やばい不整脈」 「このタイミングでか!」 なんだかんだ色々ありながらも なんとか乗り越えて来れた いつも俺に元気をくれたまゆ どんなに辛くても どんなに苦しくても 俺を一番に好きでいてくれた なんでだろう 俺はまゆに何もしてやれてないはずなのに 本当にそばにいるだけなのに まゆは幸せって言ってくれる それが俺の幸せなんだ まゆじゃなかったら俺もここまで来れてなかったかも