天使の笑顔で





ドクドクッドクンッ

ドクドクドクドクッ

ドクンッ


え?


まゆの心臓がでたらめに脈を打ち出した



「あ、やばい不整脈」


「このタイミングでか!」




なんだかんだ色々ありながらも

なんとか乗り越えて来れた



いつも俺に元気をくれたまゆ


どんなに辛くても


どんなに苦しくても



俺を一番に好きでいてくれた



なんでだろう



俺はまゆに何もしてやれてないはずなのに



本当にそばにいるだけなのに



まゆは幸せって言ってくれる



それが俺の幸せなんだ






まゆじゃなかったら俺もここまで来れてなかったかも