天使の笑顔で





次の日



今日は朝早くからお見舞いに来た


昨日は寂しがってたから
今日はずっと一緒に居てあげるぞ



「まゆ!」



「わ~涼真君!あはは」


俺が病室に入るとまゆは笑いながら手を振る



「どうした?テンション高いな」


「うん。ちょっとね
残りの人生このテンションで行こうかな?」


「……そうか」


残りの人生とか言うなよ


ターミナル迫ってるんだよ



「また浮かない顔して
私は大丈夫だよ」


「いや浮かなくはなかっただろ」


「私にはわかるもん
来てみ?ほら」


わわわわわ