天使の笑顔で





看護婦さん達も慌てずにこなしてる


俺は邪魔にならないように訪ねる


「これって大丈夫ですか?」


「心臓喘息かな?
命には別状はないから
安心して」


15分してまゆは落ち着いた


またぐっすりと眠るまゆ


マジで怖い



何をどう気を付ければいいのかわからないし



今一人でいるのがやだな



そんな時だった




ガラガラ


「涼君?」






「明莉……?」


やっと来てくれたか




あのキス以来、明莉は
まゆに近づき難い感じになっていたけど


そうか!やっと来てくれたのか!


「まゆちゃんは?」


「落ち着いて寝てる」


「そう、」


「連続的に心不全になるんだとよ……」


「そうなんだ。」