(ちょうど二人きりだし、今のうちに話そうかな……) と考え、口を開いた瞬間。 「ぁ、る「瑠美、龍真もプール大丈夫だって」 「……はぅ」 ――いつの間にか近くにやって来ていた愁君に、言葉を遮られてしまった。 「お、マジで!?」 満面の笑みで愁君の方へ近付いてく瑠美の背中を見ながら、『また相談できなかった……』と思っていたら、 「そういえば神無、」 不意に、何かを思い出した様子の瑠美がこちらを振り返った。