「……ぅわあ…」 私の『嗅覚』が、鼻が曲がりそうなほど強い鬼の匂いをすぐさま嗅ぎ取る。 かなり強烈な臭いがするし……恐らく、3段階目がうじゃうじゃいるんだろう。 (呪符、足りるかなぁ…?) 思わずそんな事を考えた私の横で、 『結ばれた境界を以って我が領域を作り出せ―――――結界』 兄ちゃんが、私よりも数倍強固な結界を展開した。 ……これで、『鬼狩り』の力を持つ人間以外は公園の中に入れず、逆に『鬼』は公園の外へ出られなくなったことになる。