でも、そしたら母さんは……!! そう思った瞬間、 フッ……、 突然映像が途切れ、 辺りが暗闇に包まれた。 目を開いているかどうかも分からないほどの漆黒の中に、一人だけ取り残される。 突然の変化に、体を強張らせる。けど、 「――っ、母さん!!母さん!?」 それよりも、母さんのそのあとが気になる。 母さんの名前を何回も呼んだ。 でも、私の声が暗闇の中に虚しく響くだけ。 さっきの映像も、遠くから響いてきたような声も、 全てが消えてしまった。