4段階目の鬼でも一発で狩れそうな、大きく強靭な一ふり。 それは2つに分かれ、私と裕也に向かっていく。 「………!!」 ――瞬時に理解した。 母さんが何をしようとしてるか。 私が龍真の霊力を発現させてしまったのと同じように、 私と兄ちゃんの霊力を高めようとしてるんだ!! 霊力は生命力。 自分の命を削ってでも、 怪我をしてる私と兄ちゃんの命を 守るために……!!