地味なあの子は鬼狩り少女 〜地味子の決意〜【改稿中】




しばらく母さんは周囲を見、

何かを確認するように自分の手を見つめ――


「――そっか」


ぽつり、と。

小さく、一言そう呟いた。

その表情は、父さんと同じようにとても静かなもので。


「母さん……!?」


思わず呟いた次の瞬間、


『―――破』


静かな声と共に、母さんの体から霊力の刃が飛び出した。