つまり、 「まだ足りないってコトか…!!」 私は胸ポケットをノロノロと探ると、私の血で赤黒く変色した符を取り出した。 これでダメだったら………私は、もう打つ手なし。 私は愁君の方へ符を向け、呪文を唱えようとして―― 「―――え?」