地味なあの子は鬼狩り少女 〜地味子の決意〜【改稿中】




驚いた私は、思わず体を瑠美から離して瑠美の目を見つめた。


「ね、あいつが悪いの。

他の女に手を出したの。だから」


ぼそぼそ、と。

陰気に呟く瑠美に背筋がゾクッ…と寒くなる。

長い髪が顔を隠して、瑠美の表情が見えなくなる。

けれど…一瞬見えたその瞳は、

『嫉妬』に濁っていた。