お兄ちゃんの声が聞きたくなくて思わず叫ぶ。

そんな日常風景を、黙って見てた龍真に笑われて慌てる。

色々な意味で恥ずかしくなり、


「……開き直らないでよぉ!!」


八つ当たり気味に龍真に叫んで、私はその場に突っ伏した。