私は急いで自分の部屋を出ると、兄ちゃんの部屋へ向かった。 「にーちゃんっ!!」 コンコン、……バンッ!! 返事を待たず、大きな音をたてて兄ちゃんの部屋へと入る。 すると…… そこには、誰もいなかった。 「…そっか、夕方かぁ」 確か、今日は買い物する日。 今頃、買い物カゴ下げて帰ってきてるところかな。