こ、これは地味に痛い……っ!!


私は唸り声をあげながらむっくりと起き上がると、痛みを感じた場所へ手を伸ばす。


と、その時













「…………あんた誰、何してんの」




ガチャ…という金属音と共に屋上の扉が開き、背後から低い声がかけられた。