――…よくもまぁ、こんな泥臭い状況でぼーっとできたな、私。 しかも、結構ヤバめの『段階3』『段階4』の鬼がいるのに。 …なんて考えながら席の右ななめ横の席に視線を移すと、 「………ぷぷっ」 ……机の下にケータイを隠して、ニヤニヤ笑う瑠美がいた。 私の視線に気付くと、 「神無っ、この小説面白いよっ」 私へケータイ画面を見せてくる。