視界いっぱいの空は快晴で、見事に雲の一つも浮いてない。


その清々しい様子にまた上機嫌になった私は、野ざらしの床の上でゴロゴロと転がった。


……もちろん、制服が汚れるのは承知の上ですっ!!


けど、それよりも今は寝ころぶ方が大事ですからな。ノープロブレム!


……なんて、自分にワケもなく言い訳をしていたその時、私の背中に鋭い痛みが走った。



「ぁう、痛……たたっ」



どうやら、結構尖った小石の上でゴロゴロしちゃったみたい。