「…………」 「………」 「……………」 「………」 手を掴まれた彼女役と、無言のまま進む彼氏役。 偽物カップル、つまり私達のそんな状態は、しばらくして終わる。 龍真君が、私の手を離したから。 「………………っ」 離れる温もり。 少し広がる二人の距離。 その途端、何だか残念なような、淋しい気持ちになって、