……うん、理解不能。 「りゅ、龍真君…」 「わからん」 「だ、だよねぇ……」 とりあえず。 この家に強大な『鬼』が潜んでた訳じゃないみたいだし。 兄ちゃんが苦しんでた理由は、別に命に関わる事じゃないみたい。 持っていた『符』をポケットの中に入れ直し、 「ちくしょぉぉおお〜!!!!」 自分の部屋に走り去る兄ちゃんを見送って。