「龍真君!!何か感じる!?」 「……いや、何も」 兄ちゃんの背をさすりながら、私も『鬼』の気配を探る。 けど……何も感じない。 この家には結界が張ってあるから『鬼』は入れないはずだけど… それなのに、兄ちゃんは苦しんでるし。 強大な霊力を持ってる、兄ちゃんにしかわからない霊だったら…!! 様々な悪い考えが、頭の中を通り過ぎては消えていく。