瑠美はそこで言葉を区切ると、自然な動作で私の手を取る。


直後。



「そして、プールサイドの天下を取るのよ神無ぁぁあああっ!!」


「ほぇぇええっ!!!?」



何やら訳のわからない事を言いながら、私の手を引き走り出した。


ごめん、瑠美……私にはあなたが理解できないよ。