「あとさ……ルックスで
そんなに悩む必要もないよ。
――あんず、かわいいよ」
「えっ!?」
意外なセリフが続いて、
思わず素っ頓狂な声をあげる。
「かわいい!? う、うそぉ」
どんぐり眼にヘの字口――
じゃなかった、ペタンコ鼻の
童顔だよ、あたしは。
かわいいなんて、まさかまさか。
「嘘じゃないって。
ちっちゃくてフワフワ
してて……女の子らしく
って、かわいいじゃん。
そりゃ大人っぽい系とは
違うけどさ。
あたしなんか、逆に羨ましいよ」
_
そんなに悩む必要もないよ。
――あんず、かわいいよ」
「えっ!?」
意外なセリフが続いて、
思わず素っ頓狂な声をあげる。
「かわいい!? う、うそぉ」
どんぐり眼にヘの字口――
じゃなかった、ペタンコ鼻の
童顔だよ、あたしは。
かわいいなんて、まさかまさか。
「嘘じゃないって。
ちっちゃくてフワフワ
してて……女の子らしく
って、かわいいじゃん。
そりゃ大人っぽい系とは
違うけどさ。
あたしなんか、逆に羨ましいよ」
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