……ホントはそれも知ってる。
全部、全部。
あんずが悩んでくれてる
のは、痛いくらいわかってんだ。
「でもなんか……あたし今、
自分でも信じられない
くらい、すっごく嬉しい。
太郎さんがあたしを見て、
好きになってくれた気持ちは
本当だなって思えるから――」
「あんずちゃん――…」
囁いたオレに向かって、
あんずが一歩、歩を進める。
そしてもう一度、照れ
臭そうな――でも花の
ほころぶほど愛らしい
笑顔で微笑んで、言った。
_
全部、全部。
あんずが悩んでくれてる
のは、痛いくらいわかってんだ。
「でもなんか……あたし今、
自分でも信じられない
くらい、すっごく嬉しい。
太郎さんがあたしを見て、
好きになってくれた気持ちは
本当だなって思えるから――」
「あんずちゃん――…」
囁いたオレに向かって、
あんずが一歩、歩を進める。
そしてもう一度、照れ
臭そうな――でも花の
ほころぶほど愛らしい
笑顔で微笑んで、言った。
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