[完]愛しいキミは♂大親友♀ 〜女装男子の悩める日々〜

オレが何も言わないでいると、
あんずは一人で納得した
みたいで、勝手に話を
続け始めた。



「それじゃ、あたしはまだ
太郎さんのことあんまり
知らないけど、太郎さんは
よく知ってくれてるんですね。

いつから、知ってるんですか?」



「え……えっと……何年か
前から」



「何年もっ!?」



あんずが素っ頓狂な声をあげる。



いけねー、あんまリアルの
設定に近づけると、やっぱ
ストーキーか?



「って言ってもまぁ、そんな
何年もこっそり見てた
わけじゃないけどねっ」


_