[完]愛しいキミは♂大親友♀ 〜女装男子の悩める日々〜

あんな説明でも納得できた
平和なあんずは、ボーッと
した顔で視線をさ迷わせ、
記憶を探ってるらしかった。



(お前のしゃべりはいつも
のんびりだけどな。

それよりさらにのんびり
って、一体どんだけの
スロートークだったんだか)



ガキが寝なかったのが奇跡的……
って、まぁそんなのは
どーでもいいんだけど。



「それにしても、こんな
所で寝るのはよくないだろ。

女の子なのに物騒だ」



ちょっとだけ説教じみた
ニュアンスを入れると、
あんずは素直にシュンと
頭を垂れた。


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