―……


『ホラ、もうすぐ行く時間だぞ』



時計を見て気付いた俺は

顔を真っ赤にしている彼女に声をかけた。




「ふえぇ~緊張してきたよ…ι」



『今更何言ってんだよ?

俺が早く天空界に帰るためにしっかりやれ』



「そうだけど…」

『だぁーッ!
さっさと行けってーの!』



俺は彼女を引っ掴み、
外に連れ出した。



『ホラ、さっさと歩いていけ。時間がなくなるぞ』




彼女はしぶしぶ歩いて行った…。