―……


教室に入り、

俺と彼女は荷物をおいて購買に向かった。




「購買やってるのかな?」


『何かあるだろ?』





これ以降の会話は全くなかった……。




『―お、なんかパン自販機があんぞ』




目の前には自販機のパン版



お金を入れて欲しいパンの番号を押し、

自動的に品物を取るという優れ物。




『コレでも食うか?』



「うん!」




俺は彼女に金を渡し、

もらった彼女は自販機のパンをまじまじと見ていた。