~Reo side~


俺は――彼女が作ったオムライスを見て

すごいと思った。



天空界にはそんなものないからな。



こんなすごいものが
あんな華奢な腕から作られると思うと




なぜか胸が高鳴った。




食べてみて―俺は“久しぶり”と口にした。



彼女も驚いていたが、

実際言った俺の方が驚いた。



食べた事もないのに……

なせそんな事が言えるのか―…。




俺はこの疑問が分からないまま眠りについた。