俺は運命なんて信じないと思っていた。



だが…


結局は――人間も天使もみんな


神の1つの駒でしかないのだと分かった。



だから…俺は自分の運命に後悔なんかしない。



与えてくれた贈り物に…


むしろ感謝したいくらいだ



傍らで眠る宝石は…


俺がいなくても大丈夫だろう…



だって…俺の宝石は強いと思うから…。



1つ1つの出来事がもっと輝きを増し、

誰にも負けないくらい光るだろう。