―……
『良かったね、レオくん!
静さんに会えて――』
私たちは家に帰った。
こうして2人で帰るのは実に久しぶりだった。
「アカネのおかげだ…。
ありがとう―…」
『わ、私は何もしてないよι!
そうだとしても役に立ってないし…ι』
レオくんはふるふると首を振って微笑んだ。
「アカネに出会って――
アカネを好きにならなかったら…
こんな風にならなかったさ…」
―私はふと涙が出そうになった。
まだ実感できないのだ…
目の前にいる人が…
ホントに私の知ってる怜央なのか…と。
『あなたは…怜央…なんだよ…ね?
ホントに……?』
頬に触れてみる。
『良かったね、レオくん!
静さんに会えて――』
私たちは家に帰った。
こうして2人で帰るのは実に久しぶりだった。
「アカネのおかげだ…。
ありがとう―…」
『わ、私は何もしてないよι!
そうだとしても役に立ってないし…ι』
レオくんはふるふると首を振って微笑んだ。
「アカネに出会って――
アカネを好きにならなかったら…
こんな風にならなかったさ…」
―私はふと涙が出そうになった。
まだ実感できないのだ…
目の前にいる人が…
ホントに私の知ってる怜央なのか…と。
『あなたは…怜央…なんだよ…ね?
ホントに……?』
頬に触れてみる。
