〜Akane side〜


レオくんが“待っててくれ”と言っていなくなってから…2ヶ月が経った。



ぼんやりと年を越し、
気が付けば……



もう2月。



那智くんは相変わらずで、ずっと一緒にいる。




クリスマスも…年越しも…お正月も…。




それでも……


レオくんが私の頭から消える事は1度もなかった。




会いたい…会いたい……


無意識に考えていて、
何度も現実に戻した。





―そんなある日…。



私は下駄箱を開けると一枚の紙があった。