微笑みながら言うレオくんに
私は頷くしかなかった。



言葉が出ないくらい
私は明らかドキドキしていたのだ。





「…それにしても…

なんかすごく懐かしいんだ…この味―」




『ココアですか？
飲んだことないんですよね？』




「ないけど―不思議と感じた」



『いつでもあげますから言ってくださいねっ♪』




「あぁ。
―また敬語使ってる」