Forbidden Love

「じゃあさ!
“子供”は信じてくれるの〜?」



「え…?」



少女はポケットに入れていた俺の手を取った。



「私なら信じてくれる?
友達になろーよ!」



「友達…?」



オウム返しの少年に、
少女は首を何度も縦に振った。



「お母さんが言ってた!

どんな子でも1度話したら“友達”だって!」




向日葵のような明るい笑顔に、茜色の空が重なる。


すごく綺麗…



汚れのないダイヤモンドのような輝き…