Forbidden Love

『はい、分かりました!』


「ごめんねι」



那智ママはパタパタと車のキーを持って出て行った。



『さてと―…』



私は起こさないように
2階に上がった。


ドアを小さくノックすると返事はなし…。



『那智く〜ん、茜だけど入るね?』





―カチャリ……―




ドアを開けると、

頬を赤くして額にタオルを乗せた那智くんが

静かな寝息をたてて眠っていた。




『可愛い…///』



私はそろそろと近寄り、
じーっと見てみる。


睫毛長い……肌白いな…
女の子みたい…。