―……



遊んでいる間……

俺は決着をつけるために心の中で謝り続けた。



『アカネ……』



結崎がいない時には自然と名前を口にしていた。




―……


そしてもう日は沈み始め、人はだんだんと少なくなっていく。



そんなある一角のベンチに…


俺たちは座った。




「あ〜楽しかった♪
今日はありがと!」



結崎はぐっと伸びをしながら俺を見る。



あぁ…、と俺は答えるしかなかった。



「また来ようね♪」



『……結崎…』



「ん?どうかしたの?」




俺は立ち上がって真っ直ぐ結崎を見た。