『俺……』
「茜はホントに吉岡と付き合う事を心から思ったのか
ちゃんと頭の中で整理して決着(ケリ)つけなさいよ!?」
結い直した髪を数回撫でるとドアに向かった。
…その際にドアの前で振り返り、何かを投げてよこした。
手の中に入ったのは
缶の温かいココアだった。
「好きなんでしょソレ?
茜が嬉しそうに言ってたわよ」
『アカネが…?』
俺は手の中の缶を眺めた。
「ソレ、あたしの奢りにしといてあげるから。
その代わり、頑張りなさいよ!」
『あぁ…ありがとう…ユウコさん…!』
ニッコリと微笑むと、
ユウコさんはタンタンと階段を降りて行った。
「茜はホントに吉岡と付き合う事を心から思ったのか
ちゃんと頭の中で整理して決着(ケリ)つけなさいよ!?」
結い直した髪を数回撫でるとドアに向かった。
…その際にドアの前で振り返り、何かを投げてよこした。
手の中に入ったのは
缶の温かいココアだった。
「好きなんでしょソレ?
茜が嬉しそうに言ってたわよ」
『アカネが…?』
俺は手の中の缶を眺めた。
「ソレ、あたしの奢りにしといてあげるから。
その代わり、頑張りなさいよ!」
『あぁ…ありがとう…ユウコさん…!』
ニッコリと微笑むと、
ユウコさんはタンタンと階段を降りて行った。
