俺が出た所は少女の家の広い場所だった。



『お、ここが女の家か…』


辺りを見ると、彼女がいた。



天使は人間には見えていない。

何やらで俺の方を見ているようにだが、
俺は特に気にしなかった。


『コイツか~いかにも…。
…って…え?』




おかしい…彼女は俺の方をずっと見続けていた。



『お前…俺が見えんの…?』



思わず聞いてみるが、彼女は答えず、悲鳴を上げようとした。



…が、その前にパタリと倒れた。