俺は“告白”と言う言葉を考えていた。




どちらからでも良いが


なぜ人間は異性に思いを伝えるのか…?




伝えてどうなるんだ…?





なぜ人間……そして――




天使は愛するという感情があるのだろうか?




俺は彼女を結ばせる事で
大天使に上がり、

天空界を治めるのが目的。




それがどういうわけか……


“迷っている”…。




「塚本くん、相当悩んでるね?」



『ッ!?』



俺は目の前にある顔驚き、
机に突っ伏していた体を一気に起こした。




「アハハッ!おっかし〜!
大丈夫?」




立っていたのはさっきの彼女の友達だった。