Forbidden Love

『何……わっι!』




私はカーペットにつまづき、
体が浮いた感じがした。




「危ね……っ!」






―トサッ…―




私の体はスッポリとレオくんの
腕の中に収まった。




『あ…ごめんなさい!』




私はすぐにレオくんから離れた。




「ホントお前はヒョロヒョロだな~ι」



『な、失礼な∑!

私これでも体育中学の時
5だったんだから~!!』




「5って良いのかよ~?」




私たちはいつの間にか




張り詰めていた空気が和らぎ、
夢中で話をしていた。






―……



『あ、私喉乾いたから
何か持ってくるね!!』




喋り過ぎたのか喉に違和感を感じた。




レオくんに断ってキッチンに向かう…。